うつ病 (大うつ病性障害・単極性うつ病)

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うつ病の症状とは

うつ病の症状とは

意欲がわかない、やる気が出ない、気分がゆううつ、興味がわかない、好きなことも楽しめないといった症状の他に、頭がすっきりしない、集中できない、作業が進まないなどの症状を認めます。入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などの不眠、時に過眠も出現します。
頭痛や肩こり、胸の圧迫感、腰痛、めまいなどの体の症状を伴うことが多いため、初めは内科、整形外科、耳鼻科、産婦人科などを受診することが多いです。職場や生活環境の変化、過労、対人関係や育児のストレス、経済的不安などがきっかけとなることがしばしば見られます。

有病率は5%で、女性の有病率は男性の約2倍です。実際に専門的な治療を受けている患者さんは1%に過ぎず、4%の患者さんは適切な治療を受けていないと言われています。

発病年齢は平均23~26歳です。男性は55歳まで、女性は43歳までに95%が発病することが報告されています。

うつ病の治療方法

治療方法として、極めて軽症な場合については休養や生活環境の改善、短時間のカウンセリング、一時的な負担の軽減で症状が改善する場合があります。病状が改善しない場合や悪化する場合には抗うつ薬を初めとした薬物療法を行うことが一般的です。

抗うつ薬には

などがあります。少量から開始し病状に応じて増量します。抗うつ薬の効果が乏しい場合には異なる抗うつ薬に変更します。副作用として吐き気やむかつき、下痢や便秘などの消化器症状が比較的頻度が高く、眠気や不眠、時にはイライラや気分高揚などの症状が認められることがあります。

症状の改善後に再発することがしばしば見られます。病状が改善し直ぐに抗うつ薬の内服を減量した場合、2年以内の再発率は50%という報告もあります。抗うつ薬の内服は、病状が改善した後も当分続ける必要があります。

薬物療法以外の治療法としては、生活習慣や睡眠習慣の改善、散歩や体操など負荷がかかりすぎない程度の軽度の運動をお勧めしています。必要に応じて以下のような治療を行うこともあります。

これら非薬物療法を薬物療法と組み合わせることにより更に効果を発揮し、病気が改善した後もこれらの治療法により病気が安定し再発を予防する効果もあると言われています。

ICD-10における研究用診断基準

うつ病エピソード
  1. うつ病エピソードは2週間以上続くこと。
  2. 過去のいかなる時点にも、軽躁病エピソードや躁病エピソードの基準を十分満たす軽躁病症状や躁病症状は存在しなかったこと。
  3. 主な除外基準:エピソードは精神作用物質の使用や器質性精神障害によるものではないこと。
軽症うつ病エピソード
  1. うつ病エピソードの全般基準を満たさなければならない。
  2. 次の3項目の症状のうち、2項目以上が存在しなければならない。
    1. 患者にとって確実に異常な程度の抑うつ気分が、ほとんど1日中、ほとんど毎日、ほとんど状況に影響されることなく、2週間以上持続する。
    2. 通常なら快楽をもたらす活動に対する、興味あるいは喜びの喪失。
    3. エネルギーの低下、あるいは易疲労性の亢進。
  3. 次のリストのうちの症状も加え、合計で4項目以上の症状が存在しなければならない。
    1. 自信喪失、あるいは自己評価の低下
    2. 不合理な自責感、あるいは過剰で不適切な罪業感
    3. 死あるいは自殺に関する反復思考、あるいは何らかの自殺行動
    4. 決断困難あるいは優柔不断といった、思考力や集中力低下の訴え、あるいは証拠
    5. 焦燥あるいは制止を伴う、精神運動性の変化(主観的あるいは客観的)
    6. 何らかの型の睡眠障害
    7. 食欲の変化(低下あるは亢進)とそれに相応する体重変化
中等症うつ病エピソード
  1. うつ病エピソードの全般基準を満たさなければならない。
  2. 軽症うつ病エピソードの基準Bであげた3項目の症状のうち、2項目以上が存在しなければならない。
  3. 軽症うつ病エピソードの基準Cの付加的症状が存在し、合計で6項目以上の症状が存在しなければならない。
精神病症状を伴わない重症うつ病エピソード
  1. うつ病エピソードの全般基準を満たさなければならない。
  2. 軽症うつ病エピソードの基準Bの3項目の症状がすべて存在しなければならない。
  3. 軽症うつ病エピソードの基準Cの付加的症状が存在し、合計で少なくとも8項目以上の症状が存在しなければならない。
  4. 幻覚、妄想、うつ病性混迷は存在しないこと。
精神病症状を伴う重症うつ病エピソード
  1. うつ病エピソードの全般基準を満たさなければならない。
  2. 精神病症状を伴わない重症うつ病エピソードの基準を、基準Dを除き、満たさなければならない。
  3. 統合失調症、統合失調症感情障害うつ病型の基準を満たさないこと。
  4. 以下のうちいずれかが存在しなければならない。
    1. 幻覚あるいは妄想が存在すること。それは統合失調症の基準に挙げた典型的に統合失調症性のものではないこと。最も多い例は、その内容がうつ病的、罪業的、心気的、虚無的、自己関係付け、あるいは被害的なものである。
    2. うつ病性混迷

医院概要

湘南吉田クリニック

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